売上とは何か?を以下の式から掘り下げます。

前回提示した、売上とは・・・ の公式は、


 「売上」=「客数」×「客単価」  でした。

・・・ということは、

「客数」を増やすために、何をすればいいか。「客単価」を上げるために、何をすればいいか。

を、一つ一つピックアップして、実行してゆけば、よいということ。重要なので、繰り返しました。

前回、この「客数」をUPさせるために、「冷やかしで入れるかどうか」

という視点を取り上げました。

この視点を持って、店を外から見てみると、いろいろと、すべきことが出てくると思います。

もっとも、入りにくいからといって、店のレイアウト自体を変えるのは大変です。

今回は、すぐできることをご紹介します。それは、

「店員の視線を、感じさせない」

ということです。入ろうと思ったその時、店の人と目が合ってしまうと、入るのをためらってしまいます。

ほとんどのお客さんは、店員に、べたべたされたくないと思っています。つきまとわれることを予感させてはいけません。

いくら、ひまで、売上が心配になっても、店の中から外をじろじろ見るのはNGなのです。

そして、客待ち時の理想的な振る舞いは、(かなり裏技的ですが)

 「忙しそうにすること」です。

 (いや、忙しいふりをしなくても、十分忙しいという方も多いでしょうが・・・。)

何もすることがなくても、商品チェックリストの類を片手に、品揃えチェック(するふり)をしてください。お掃除でもいいのですが、経験上、品揃えチェック作業(のふり)の方が、効果的のように思います。

忙しそうにしているアクションは、お客様を呼びます。

今回はちょっと、小ワザすぎました(汗)。

次回以降も通してお読みいただければ、体系立った、「背骨のある」マーケティングをお届けできると思います。

 

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